【自転車本】ビバ・イル・チクリッシモ!

11.3.2009

ビバ・イル・チクリッシモ!(2冊セット) 完全限定版

先月本屋で見かけてつい買ってしまった大型本。

これは・・・、すごいよ?

ビバ・イル・チクリッシモ!(マガジンハウス)

漫画・イラストレーター界の巨頭、大友克洋寺田克也のお二方による著書。

ジロ・デ・イタリア2007のイラストレポート、およびクラブ・パンターニの自転車コラムのまとめの2冊セット。
おまけにサコッシュもついてます。

なにがすごいってね、イラストがすごいよ?(あたりまえだ

古来より、発掘現場には絵描きが連れて行かれて、詳細なスケッチを残した。
写真でいいじゃない、と思われる向きもあろうが、絵描きを連れて行くことによって、主観の入った記録を残すことができるのだそうだ。
そして、絵描きは発掘物の中の重要なポイントを主観的に捉え、その部分をより詳細に記録した。

客観的な記録、という意味ではこの本にはまったく価値がない。

なぜなら、二人は移動しながら、かつホテルで仕事をしながらステージレースを追いかけている。当然、見られるポイントはほとんどがスタートかゴールに絞られ、仕事に追われて観戦できないこともある。
レースの全貌が見たいのであれば、DVDを見たほうがいいだろう。

だがしかし、伝わってくるのだ。二人の目を通して見たジロの雰囲気が。イタリアの空気が。

これは僕をイタリアに誘うのに十分な本だ。

ジャパンカップを宇都宮で見たことがある方なら、より一層楽しめること請け合いだ。是非おすすめしたい。

様々な自転車の形があって、様々に自転車を楽しむ。それは単に自転車のことを言っているのではなく、人生のことを言っているのかもしれない。

大友 克洋

サイクリングレースは、もちろん抜きん出た才能の、さらに一握りの選ばれたプロ選手のモノである。けども、同時にそれを支える人々のモノでもある。

寺田 克也

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